コード ページは、文字コードを 実際の記号や文字にマップします。コード ページは、あるエンコーディングから 別のものへ変換する為にも 使われています。
Windows Installer は、特定のコード ページに従って パッケージに文字列を格納します。summary information stream 用と、ActionText、Error、Property、その他のテーブルを含む 残りのパッケージ データベース用とでは、別個の コード ページが使われています。
Windows Installer でのコード ページについての より多くのインフォメーションは、 Code Page Handling を 読んで下さい。
Product、 Module、 Patch、 PatchCreation のような トップレベル エレメントは、Codepage アトリビュートを サポートしています。1252 のような 整数か Windows-1252 のような web name で、妥当な Windows コード ページを セットする事ができます。UTF-7 と UTF-8 は、ユーザー インターフェースの問題で 公式にサポートされていません。 ユニコードは、サポートされていません。
複数の言語にローカライズする事のできる 単一パッケージのオーサリングをサポートするには、 Package/@SummaryCodepage や PatchInformation/@SummaryCodepage エレメントを !(loc.SummaryCodepage) のような ローカライズ表現にセットする事ができます。それで、例によって .wxl 拡張子で終わっている ローカライズ ファイルの中で SummaryCodepage 値を定義します。ルートの WixLocalization エレメントも Codepage アトリビュートをサポートしていて、残りのパッケージ データベースをエンコードするのに 使われています。
コード ページを 0 にセットする事もできます。このケースでは、Windows Installer は文字列を、ASCII 文字 - ANSI の最初の 128 文字 - だけを安全に使う事ができる事を意味する ニュートラルとして 扱いますが、 データベースは すべての Windows プラットフォームで サポートされています。より多くのインフォメーションに 関しては、 Creating a Database with a Neutral Code Page を 見て下さい。
WiX を使って どのように ビルドでローカライズされたパッケージを 作り出すか について見るには、 How To: インストーラーを ローカライズ可能にする と How To: インストーラーの ローカライズされたバージョンを ビルドする を 見て下さい。
( 訳注: MSDN にあるように Codepage は 文字列プロパティを使う前に セットする必要があります。)