いったん、How To: インストーラーを ローカライズ 可能にするで 述べられているように、言語ファイルを使って インストーラー中の文字列を すぺて記述したら、サポートされている各々の言語用のバージョンの インストーラーを ビルドする事ができます。この how to は、コマンド ラインからと Visual Studio を使っての両方で ローカライズされたインストーラーをビルドする事を 説明しています。
ローカライズされたインストーラーをビルドする最初の段階は、candle.exe を使って WiX ソースを コンパイルする事です:
candle.exe myinstaller.wxs -out myinstaller.wixobj
中間出力ファイルが生成された後、ローカライズされた複数の MSI を生成する為に light.exe を 使う事ができます:
light.exe myinstaller.wixobj -cultures:en-us -loc en-us.wxl -out myinstaller-en-us.msi light.exe myinstaller.wixobj -cultures:fr-fr -loc fr-fr.wxl -out myinstaller-fr-fr.msi
-loc フラグは、使用する言語ファイルを指定する為に使われています。 WiXUIExtension といった extensions の為に 正しくローカライズされた文字列がインクルードされている事を保証する為に コマンド ラインで -cultures フラグを含める事が 重要です。
Visual Studio は、インストーラーのローカライズされたバージョンを 自動的にビルドします。 もし WiX プロジェクトが複数の .wxl ファイルをインクルードしているなら、ローカライズされた インストーラーが1つ、各カルチャーでビルドされます。
インストーラーの開発中、ビルド時間のスピードアップの為に いくつかの言語を 一時的にビルドしないように したいかも知れません。メニューで Project > Projectname Properties に行き、 Build タブを選択する事で、する事ができます。 Cultures to build フィールドで、ビルドしたいカルチャーを セミコロンで区切ったリストを入力して下さい。