WiX は、ローカライズされた文字列を含む 言語ファイルの使用を通して ローカライズされた インストーラーのビルドを サポートしています。たとえ今は ローカライズされたバージョンの インストーラーを出荷する計画をしていなくても、セットアップを作成しながら 文字列全部を 言語ファイルに置く事は、よい習慣です。この how to は どのように、言語ファイルを作成し WiX プロジェクトでその文字列を使用するかを 述べています。
言語ファイルは .wxl 拡張子で終わらせ、 <WixLocalization> エレメントを使って そのカルチャーを指定します。コマンド ラインで言語ファイルを作るには、ふさわしい名前で 新しいファイルを作り 以下を追加します:
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <WixLocalization Culture="en-us" xmlns="http://schemas.microsoft.com/wix/2006/localization"> </WixLocalization>
もし Visual Studio を使っているなら、以下をやる事で プロジェクトに 新しい言語ファイルを 追加する事ができます:
デフォルトでは、Visual Studio は en-us カルチャーで 言語ファイルを作成します。 違ったカルチャーの言語ファイルを作るには、Culture アトリビュートを 適切なカルチャー 文字列に 変更して下さい。
ローカライズされた文字列は、 <String> エレメントを使って 定義されています。 各エレメントは、WiX プロジェクト中で後で参照する為の ユニーク id と 文字列値で 構成されています。例えば:
<String Id="ApplicationName">My Application Name</String> <String Id="ManufacturerName">My Manufacturer Name</String>
String エレメントは WixLocalization エレメントの中に 行き、ローカライズする必要のある テキストおのおのに String エレメントを1つ 追加しなければなりません。
いったん 文字列を定義したら、プロジェクト中で 普通にテキストを使うどこででも それらを使う事ができます。例えば、あなたのプロダクトの Name と Manufacturer に ローカライズされた文字列をセットするには、以下のようにします:
<Product Id="*" UpgradeCode="PUT-GUID-HERE" Version="1.0.0.0" Language="1033" Name="!(loc.ApplicationName)" Manufacturer="!(loc.ManufacturerName)">
ローカライズされた文字列は、!(loc.stringname) シンタックスを使って 参照されています。これらの参照は、ビルド時に実際の 適切なロケール用文字列で 置き換えられます。
いったん 必要な言語ファイルを持ったら どのように ローカライズされたバージョンの インストーラーをコンパイルするか についてのインフォメーションは、 How To: インストーラーの ローカライズされた バージョンをビルドする を 見て下さい。