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私訳です。より確かな記述は MSDN (英語)を直接読んで下さい。

 

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パブリック プロパティ


パブリック プロパティは、インストール データベース中に プライベート プロパティ ( private properties ) と同じ方法で書く事ができます。さらに パブリック プロパティの値は、 ユーザーやシステム管理者がコマンドラインでセットする事によって、トランスフォームを適用する事によって、 あるいは 記載されたユーザーインターフェースでの対話によって、変更できます。 プロパティ名における制限 ( Restrictions on Property Names ) を見て下さい。

パブリック プロパティは普通、インストールの間にユーザーによってセットされます。例えば、 パブリック プロパティの INSTALLLEVEL プロパティは、インストールを始めるのに使うコマンドラインで指定したり、記載されたユーザーインターフェースを使って 選択できます。

パブリック プロパティ値は、コマンドラインで、 スタンダード アクション ( standard actions ) や カスタム アクション ( custom actions ) を使って、トランスフォームを適用する事によって、あるいは 記載されたユーザーインターフェースでのユーザーとの対話によって、のいずれでもオーバーライドできます。 プロパティ テーブル中のパブリック プロパティをクリアするには、それをテーブルの外に取り除いて下さい。 インストールの間にユーザーインターフェースでセットされて実行フェーズに渡されるプロパティは、 パブリック プロパティでなければなりません。

インストーラーによって使用される標準パブリック プロパティのリストについては、 Property Reference を見て下さい。製作者は、カスタム パブリック プロパティの名前と初期値を Property table 中に入力する事によって、プロパティを定義もできます。 以下の条件のいずれかが True なら、すべてのパブリック プロパティが全てのユーザーによって オーバーライドされ得ます。

上記条件の一つも True でないならば、インストーラーは、システム管理者ではないユーザーによって パブリック プロパティがオーバーライドできるのを制限する事を、デフォルトにします。 Restricted Public Properties を見て下さい。