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WMV 設定の目安/解説
コンテンツをストリーム配信する場合は、CBR エンコードを使います。ダウンロードおよび
ローカル ディスクや読み取り速度に制約のあるデバイス (CD プレーヤーや DVD プレーヤーなど) での
再生を目的としてコンテンツを配信する場合は、VBR エンコードを使います。
- CBR
- エンコード中のビットレートの変動がバッファサイズによって制限され、バッファの
オーバーフローやアンダーフローが発生しないように画像品質が変化します。CBR エンコードでは、
1パス エンコードも 2パス エンコードも使えます。
2パス エンコードは、入力データを2度読み込むために時間はかかりますが、そのデータを
エンコードするために最適されるので、かなり品質向上が望めます。
- Quality-based VBR
- 指定した品質 (0 から 100) でコンテンツがエンコードされます。エンコード処理では、
指定した品質が常に維持されるようにビットレートが変化します。このオプションは、
ビットレートを気にせずに出力データの品質を確保したい場合に使います。1パス エンコードで
使います。
- Constrained VBR
- 平均ビットレートでコンテンツがエンコードされます。ビットレートの変動はピーク
ビットレートを超えません。このオプションは、読み取り速度に制約のあるデバイス (CD プレーヤー
や DVD プレーヤーなど) でコンテンツが再生される場合に使います。2パス エンコードで
使います。
ピークビットレートは、平均ビットレートの3倍程度、少なくとも2倍以上にして下さい。
小さくし過ぎるならば、2パス CBRを使った方が良いでしょう。
- UnConstrained VBR
- 平均ビットレートでコンテンツがエンコードされます。ビットレートが指定した平均
ビットレートを一時的に超えることがある点が異なりますが、全体のビットレートは平均
ビットレートと一致します。このモードではフレームは欠落しません。2パス エンコードで
使います。一般的では無いかも知れません。
Quality-based VBRか、2パスCBRがお勧めかと思います。責任は持てませんが。
Windows Media Format SDK 11 Helpの Encoding Methodsを
私訳。より確かな記述は
MSDN
(英語)を直接読んで下さい。
Microsoft Developer Networkですので、ソフト利用者には関係のない記述もあります。ご了承下さい。