dotNetInstaller Users Guide
ユーザー定義コントロール

値をセットアップブートストラッパーにもたらす事ができる ユーザー定義コントロールを追加できます。


ユーザー定義コントロール

CustomInputSample からの以下の例は、参照とチェックボックスコントロールを 追加します。

以下のコントロールが エディター中で利用可能です。

label
スタティック テキスト ラベル。
hyperlink
インターネットアドレスやファイルへの 静的なリンク。
edit
テキストボックス。
checkbox
ユーザー定義の チェックされた物とチェックを外された物の値を持つ チェックボックス。
browse
ファイルやディレクトリの位置を示すもの。
license
使用許諾契約。


使用許諾契約

インストールを続行する為に受諾されなければならない カスタムの使用許諾契約を指定できます。

使用許諾契約は、以下の追加パラメーターを持つユーザーコントロールとして実装されています。
Text
表示するライセンス リンクのテキスト。
Accepted
使用許諾契約チェックボックスのデフォルト状態。
AcceptMessage
ユーザーが使用許諾契約への承諾なしにインストールしようとした時に表示するメッセージ。
LicenseFile
ユーザーが使用許諾契約テキストをクリックした時に表示するライセンスファイル。 このファイルは、実行時にセッションの一時ディレクトリに展開されます。
ResourceId
ライセンスファイルの内容を埋め込む リソース id 。


ベーシックとサイレント UI モードでは 使用許諾契約の受諾は必要ありません。


ユーザー定義コントロールを条件次第で無効にする

コントロールを条件次第で有効や無効にするのに インストール済みチェック & オペレーター を使用できます。 インストール済みチェックを コントロールの enabled, display あるいは両方のプロパティに適用するかどうかを コントロールできます。コンポーネントについてのインストール済みチェックと違って、コントロールについてのインストール済みチェックは逆転されません。 すなわち、コントロールが有効にされる為には あるいは コントロールが表示される為には、インストール済みチェックは true に評価されなければなりません。

ユーザー定義コントロール値の参照

command, msi, msu, openfile コンポーネントコマンドとコマンドラインパラメーター中のユーザー定義コントロール値を 参照できます。 ユーザー入力を受け取るコントロール (edit, checkbox, browse, license) は エディター中で一意な id をセットされる必要があり、角括弧で参照されなければなりません。 例えば、id MYDIR を持つ browse コントロールの値は、 [MYDIR] を入力する事によって使用できます。


ユーザー定義コントロール値のオーバーライド

コマンドラインから /controlArgs コマンドラインオプションで ユーザー定義コントロール値をオーバーライドできます。

コピー 
dotNetInstaller.exe /configFile Samples\CustomInputSetup\Configuration.xml /controlArgs EXITCODE:5