dotNetInstaller Users Guide
インストールとアンインストール シーケンス

dotNetInstaller は、インストールとアンインストールの両方のシーケンスをサポートします。 デフォルトでは、すべてのコンポーネントがインストールされてしまっていない限り、すべてのインストーラーがインストールシーケンスを選んでいる様に動きます。 /x コマンドラインスイッチで アンインストールシーケンスを強制する事もできます。


アンインストールもサポートする

アンインストールを可能にする為に、ブートストラッパー自身をあなたのアプリケーションと共にターゲットマシンにコピーする必要があります。 インストールされるアプリケーションのそばに、埋め込まれた CAB なしのあなた用の dotNetInstaller をまとめ、 アンインストールが行われなければならないと手動で指示する必要がある場合に備えて /x コマンドラインオプションでブートストラッパーへのショートカットを作成する事が、 推奨されます。

アンインストールは インストールの逆です。 supports_uninstall オプションを true にセットされたコンポーネントが選ばれて、 インストールと逆の順序でアンインストールされます。 すべてのコンポーネントが、cmd コンポーネントがアンインストールコマンドを定義し msi コンポーネントが MSI エンジンへの適切なアンインストールスイッチを定義する、 適切なインストール済みチェックを持つ事を 確かにして下さい。

重要な注意:

適切な場所で supports_uninstallfalse にセットする事によって、 他のアプリケーションによって使用されるかもしれない 共有された事前必要条件をアンインストールしないようにして下さい。

msiexec.exe に実際の MSI の代わりにプロダクトコード (GUID) を指定する事によって、 MSI をアンインストールできます。これは、アンインストールの唯一の目的の為に ブートストラッパーに MSI を埋め込まない事を許します。MSI をアンインストールする作業計画は、レジストリ中にプロダクトコードを 記録しておき、ブートストラッパーでレジストリ参照を使います。たとえば、MSI がプロダクトコードの値を HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MyApplication\InstalledProductCode に書き、 msi コンポーネントの uninstall_package の値は @[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MyApplication\InstalledProductCode,N/A] です。 現在のプロダクトバージョンを保存して、uninstall_display_name プロパティ中に 今インストールされているバージョンをインクルードするのに 同様のレジストリ参照を使うのも、 助けになるかもしれません。