dotNetInstaller は、全てのキャプションとメッセージを コンフィギュレーション ファイルから読みます。 従って、インストールをあらゆる言語で作成できます。 さらに dotNetInstaller は、対象システム・現在ログインしているユーザーのロケールに依存している 種々のコンフィギュレーションを定義する事や、 ユーザーにインストール言語を選ばせる事を 可能にします。 イタリア語オペレーティングシステム上ではイタリア語インストーラー、他の全てのシステム上では英語インストーラーを表示も できます。
LCID によるフィルタリング
コンフィギュレーションの ロケール ID を設定するために、その lcid_filter プロパティを定義する事が できます。 ロケールは、いずれかの言語か 国と組み合わせての言語です。 例えば、1033 の値が 英語(アメリカ合衆国) と一致する一方、 1049 は ロシア語 と一致します。 LCID 値の表については このページ を 見て下さい。
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dotNetInstaller は、それが受け入れ可能なコンフィギュレーションを識別する事に失敗する時には エラーを引き起こし終了します。 それゆえ ローカライズされたコンフィギュレーションを定義している時には、他の全てのロケールのために lcid 値なしで1つのコンフィギュレーションを作成するか ! オペレータを使う事が 重要です。 例えば、あなたのセットアップは 2つのコンフィギュレーション 1040 と !1040 を持つ事が できます。 |
dotNetInstaller は、以下のコンフィギュレーション可能な方法のうちの1つを経由して システムの LCID を取得します。 コンフィギュレーション ファイルの lcidtype プロパティを これらの値のうちの1つに 設定して下さい。
言語のユーザー選択の有効化
dotNetInstaller は、インストールの最初にダイアログを提示する事が可能で、ユーザーにインストール言語を選ばせます。

この動作を有効にするには、トップレベルで show_language_selector プロパティと、 それぞれの個々のコンフィギュレーション中で以下のプロパティを セットしなければなりません。
付加的なオプション、特に language_selector_title, language_selector_ok, language_selector_cancel オプションが、言語選択ドロップダウンのいくつかの外見をコントロールする事を 可能にします。
ビルトイン テンプレート
InstallerEditor で、テンプレートファイルを使って インストールをカスタム言語で作成できます。 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語用に 埋め込まれた4つのデフォルトテンプレートがあります。 エディタ中で新しいアイテムを作成する時には、エディタが これらのファイルのうちの1つを使うように設定できるので、 デフォルト値は 選ばれたテンプレートから読まれます。 Tools, Template for New Item の下で あなたの言語を選んで下さい。
新しいテンプレートを作成できます。追加のテンプレートを加えるには Tools, Customize Templates メニュー アイテムを選んで下さい。 既存のファイルのうちの1つの xml 構造にならった カスタム テンプレートファイルを作成できます。
UTF-8 と ユニコード
英語でない言語を完全にサポートするために、コンフィギュレーション ファイルは UTF-8 エンコーディングを使います。
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ユニコード文字セットは、Windows 95, 98, ME ではサポートされていません。 もしこれらのオペレーティングシステムのうちの1つでインストールを実行する事を計画するならば、 Microsoft Layer for Unicode (unicows.dll) が必要です。 dotNetInstaller.exe は、TEMP ディレクトリーに書く 埋め込まれた unicows.dll を持ちます。 この動作を無効にするには、 dotNetInstaller.exe と同じパス中に unicows.dll を コピーしなければなりません。 詳細については、 Microsoft Layer for Unicode on Windows 95/98/Me Systems を 見て下さい。 |