dotNetInstaller は、Microsoft Windows 用の汎用セットアップ ブートストラッパーです。

dotNetInstaller は、アプリケーションの事前必要条件の定義と、プロセッサ アーキテクチャー・ユーザー オペレーティングシステム・言語に基づいた 予測可能な順序での これらのコンポーネントの正しいバージョンのインストールを 可能にします。 また、ウェブからコンポーネントをダウンロードと、単一パッケージセットアップ・ローカルメディア・あるいは両方から 直接これらのコンポーネントのインストールを 可能にします。 dotNetInstaller は非常に機能に富み、非常にちっちゃなメモリ使用量で Windows 95 以来のすべての知られた Windows OS 上で動きます。

ブートストラッパーは、InstallShield, Wise, Visual Studio セットアップと配置プロジェクト, Wix のようなツールを置き換える物ではありません。 このアプリケーションのゴールは、正しい事前必要条件をインストールする事で ユーザーを助ける事です。 実際のアプリケーションのほとんどは、Windows サービスパック・Internet Explorer・MDAC・.NET Framework を含めて、 適切に働くために幾つかのコンポーネントをインストールする必要があります。 そんなアプリケーションが、ブートストラッパー として知られています。

ブートストラッパーはまた、１つの単一インストーラーではサポートされない いっそうのシナリオを可能にします。

• すべての事前必要条件を持つ、圧縮された単一のEXEパッケージ セットアップを配布する。
• 単一パッケージ中で大きくて複雑なアプリケーションを組み立てる 多数のインストーラーを配布し、 はっきり定義されたインストール ワークフローと依存性を 実施する。
• 頻繁にコンポーネントを、あるいは小さなメモリ使用量を持つコンポーネントを必要としたり、 必要な時にだけ あまり使用されないものや より大きなものをダウンロードする パッケージ。
• 既存のパッケージ技術に 追加のパラメーターを与える。 例えば、MSI インストーラーにログインするのを 自動的に有効にする。
• 相互に依存するコンポーネント間のインストールの途中での再起動を含む、ワークフローをサポート。
• インストール済みソフトウェアと事前必要条件の 最新バージョンをオンデマンド ダウンロードする事を含む、 ウェブベースのシナリオをサポート。
• 単一のシーケンスで 複数のパッケージからなるアプリケーションのアンインストール。

このプロジェクトは、以下のエレメントから成ります：

• dotNetInstaller: C++ で書かれた、メイン ブートストラッパー アプリケーション。 これは、オペレーティングシステム上にどのコンポーネントが既にインストールされているかによって どのコンポーネントをインストールするかユーザーの前に表示する GUI を出す、 元のままのセットアップです。ブートストラッパーは、CRT とスタティックにリンクされていて、 事前必要条件を持ちません。
• InstallerEditor: .NET Framework 2.0 の C# で書かれた、コンフィギュレーション ファイルと dotNetInstaller.exe リソース 編集用アプリケーション。エディターは、古いバージョンの dotNetInstaller コンフィギュレーション ファイルのインポートと、現行の新しいフォーマットへの変換も 可能です。
• InstallerLinker: .NET Framework 2.0 の C# で書かれた、ビルドプロセス中で使用され得る コマンドライン ブートストラッパー リンカー。
• 再利用でき、例えば MDAC や .NET framework が既にインストールされているかどうかを確認する 時には複雑なチェックをデモンストレーションする、いくつかのサンプルと依存関係テンプレート。

このプロジェクトは David Icardi によって、 CodeProject article として始められ、 DevAge ウェブサイトと SourceForge において 続けられていました。 現在 完全にオープンソースとなり、自身のプロジェクトで dotNetInstaller を使う開発者のコミュニティによって http://dotnetinstaller.codeplex.com/ で CodePlex において 続けられています。